今回は、ヒットメーカーとして知られる、幻冬舎の見城社長、そしてサイバーエージェントの藤田社長の共著の本二冊をご紹介致します。
見城 徹、藤田 晋という2人の社長の、仕事に対する持論を知ることができます。
見城 徹(けんじょう とおる、1950年12月29日 - )は日本の編集者、実業家。株式会社幻冬舎代表取締役社長。エイベックス・グループ取締役(非常勤)。株式会社ブランジスタ社外取締役会長。-Wikipedia
藤田 晋(ふじた すすむ、1973年5月16日 - )は、日本の実業家。株式会社サイバーエージェント代表取締役社長。2000年代、ほぼ同時期の起業で成功を収めたライブドアの堀江貴文や楽天の三木谷浩史と並ぶいわゆる“ヒルズ族”の筆頭格として語られもした。-Wikipedia
憂鬱でなければ、仕事じゃない
(著)見城徹・藤田晋
出典:http://www.amazon.co.jp/
見城社長は本書で「毎朝手帳を開いたときに憂鬱なことが3つ以上ないと、かえって不安になる」
とおっしゃられています。
楽な仕事など大した成果は得られず、苦痛を感じる仕事、限界を超えなければいけない仕事が成功を生むのだからと述べられています。
また本書は、他にも計35の言葉を見城さんが直筆でしたためています。
そして、これらをお二方の異なる切り口で語られています。
人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない
(著)見城徹・藤田晋
出典:http://www.amazon.co.jp/
「湯鬱でなければ、仕事じゃない」に続く第二弾であり、さらにバージョンアップしています。
そして、本書はお二人の「勝負論」がメインです。
人は自意識が強いためか、
つい「自分のことを、自分の仕事ぶりを、周りは当然全て見てくれている」と誤解しがちです。
だから、人は自分が評価されていないと思うと、すぐに肩を落としてしまいます。
しかし、努力を見ている人は必ずいて、その事実は、努力が実った時にしかわからないと述べられています。
評価されていないと思えるからってすぐ焦ったり、モチベーションを下げるのはよくなくて、逆にもっと努力するとか誰かが見ていてくれると信じるということの重要性を述べられています。
他にも
「今日と違う明日を生きろ」
「集中は、人から無駄をそぎ落とす」
「居心地の悪いところに宝あり」
「秘書にレストランを予約させるな」
「ギャンブルには手を出せ」
「悪名は無名に勝る」
と目を引くキャッチ─な言葉で、勝負の勘所・秘訣を語っています。
どちらも学生、就活中の方、新入社員などの方には参考になる内容が多々あるのかと思います。是非一読下さい!!