体育会系の学生が企業受けする4つの理由。

就職活動をしていく上で、一つ間違いなく有利になりうる学生の特徴があります。
それは【体育会系】の学生です。
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皆さんも、どこかで聞いたことあるかもしれませんが、『就職活動において、【体育会系】の学生が有利』という傾向、はこの先も長く続いていくと私は確信しています。

私も大学生当時、
『なぜ体育会系の学生は、体育会系というだけで有利になるのか』大いに疑問を持ったことがありました。

私は、大学生のころは、普通にサークルに入り、普通に授業を受けておりました。(卒業はぎりぎりでしたが)
いわゆる普通の学生でした。

そんな中、同じ教室には、体育会系の学生が少なからずいました。一般受験ではなく、スポーツ特待生として入学してくる学生も少なくはありませんでした。
全員が全員ではありませんが、彼らの特徴として、

・練習など忙しく、授業に出てこない。
・授業に出ていても疲れているのか、よく寝ている。
・ノートやレジュメは友達から借りてコピー。
・スポーツ特待生なので、正直英語とかは他の学生より出来が良くない。

という様なイメージがあります。(もちろん全員ではないですが)
しかしながら、彼らは就職活動になると、多くの企業から内定を得るのです。

いったい、なぜなのでしょうか。
それは、社会人になると非常によくわかります。

【体育会系の学生】の人物像を
【全国大会に出る(もしくは狙っている)部員】という人物像に切り替えてください。

全国レベルを真剣に狙っている人間が組織に絶対に求めない4つのものがあります。

1.17時になったら帰る


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全国大会で活躍をしようと考えている部活動が、17時の鐘の音を聞いたら帰宅しているでしょうか。
そんな練習量ではなかなか全国レベルには到達することができません。
彼らは、朝早くから練習し、お昼休みも練習し、夜は日が暮れるまで練習しています。
17時なったら帰ろうなどという発想自体がありません。

2.土日は休み。
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野球をするなら甲子園を、サッカーするなら国立競技場を、ラグビーするなら花園を目指す彼らが、土日はしっかり休んで趣味に没頭するでしょうか。せっかくの休みといってお昼過ぎまで寝ているでしょうか。
そんなことをして全国レベルに到達する部活動はないと言っても良いのではないでしょうか。

当然ながら、土日は他校との練習や、平日より多くの時間、練習に励んでいます。土日に休もうなどという発想自体がありません。

3.練習はノルマがなくて、のびのびやる。
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筋トレも無理することなく、筋肉痛が来たらお休みを、ランニングは汗をかいて気持ちいくらいにしておこう。
そんなことは、全国レベルを目指す人間は言っていられません。常に限界まで己の肉体を追い込み、悲鳴を上げ、時には怪我をしていながらも無理をしてでもトレーニングに臨みます。ダッシュの本数や、素振りの回数、腕立て伏せや腹筋運動など、すべてにノルマが課せられており、毎日それをクリアしていくのが当然なのです。
のびのびとやるという発想自体がありません。

4.結果は2の次、3の次


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すこしくどくなってきてしまいましたが、全国レベルの部活動をしている彼らには結果を常に求められます。
結果が第一なのです。
毎年、全国大会に出場している伝統校ともなると、その年の大会に対するプレッシャーは非常に大きなものになります。
結果を残すために日々練習し、苦しみながらも根気強くやってきた。彼らには結果を求めないという発想自体がありません。

いかがだったでしょうか。
もちろんではありますが、
【体育会系の学生】に【企業】が、
残業をたくさんして、
土日出社も当たり前、
たくさんのノルマを課し、
結果に対してプレッシャーを与えていく、
ということを主張したい訳ではありません。

あくまで【体育会系の学生】がそれまでやってこれた人材であると、企業が判断する材料にすぎません。
それにも耐えられるだけの『元気』や『根性』があり、厳しい上下関係から育成される『礼儀正しさ』、そして『体力』を持ち合わせているのです。

つまり、会社が売り上げを全国レベルにするためには、【体育会系の学生】という人材を獲得する必要がある、というメカニズムなのです。
今後も、間違いなく【体育会系の学生】を企業が求め続けるのではないでしょうか。

最後に、ある会社のワークポリシーをご紹介しましょう。

Work Hard, Have Fun, Make History!

Warehouse
これは、世界的企業であるamazonのワークポリシーです。
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これに関しては、皆さんなりの解釈をしていただければと思いますが、ただ、歴史を作る仕事なんて、なんだかかっこいいとは思いませんか?

本コラムの執筆者

taka

1993年新潟生まれ、大学を期に東京に上京。
2016年3月に明海大学を卒業。
学生時代に不動産、IT系ベンチャー、商社など4社の内定を獲得。
そんな中、株式会社ユナイテッドウィルのインターンシップ選考に参加。
入社前から実力主義の中で成長を夢見ていて、日々苦悩している。1月からインターンシップとしてインターンナビ事業を受け持ち、4月に入社。

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