筆記試験の対策方法

hikkisiken
前回の≪就活基礎知識≫コラムでは、「【第二関門】 筆記試験について」をご紹介しました。
今回のコラムでは、筆記試験の具体的な対策方法についてご紹介いたします。
筆記試験の勉強方法から<能力検査>・<性格適性検査>それぞれの対策方法まで細かくお伝えいたします。
また、インターンナビでしかご紹介できない筆記試験の”裏技”もお伝えいたしますので、ぜひ最後までお読みください!

<筆記試験の勉強方法>
前回もお伝えした通り、筆記試験は大学受験のように難しい内容ではありませんが、問題数が多いのにも関わらず、制限時間が短く、また解き方を忘れてしまっている計算問題等があるため、就活における選考過程で最も対策の必要性が高いです。まずはその対策の大前提となる、「勉強方法」をご紹介いたします。

1.ウォーミングアップ

(1)SPI形式を繰り返し練習
まずは代表的な採用テストの1つであるSPI形式の問題を繰り返し練習して、筆記試験の全体像をつかみ、筆記試験に慣れましょう。SPI形式の問題は、各種ナビサイト(ex.リクナビ/マイナビ等)で無料で練習することができるため積極的に活用していきましょう。また、書店で詳しい解説付きのものを購入して繰り返し練習練習するのもよいでしょう。いずれにせよ、最初の段階でたくさん練習しておいて損はないでしょう。

(2)さまざまな形式のWebテストを試す
ここ数年、採用試験で「Webテスト」を実施する企業が増えています。Webテストとは、インターネットにつながっている自宅や大学のパソコンなどのパソコンや、「テストセンター」と呼ばれる専用会場のパソコンなどで受けるテストのことです。こちらも各種ナビサイトにて無料で練習をすることができるので、なるべく多くの種類のWebテストを試し、わからない問題がなくなるようにしましょう。

2.模試を受験してみる

1.ウォーミングアップが完了したら、次は自分の実力を試してみましょう。
模試は各種ナビサイトで無料で受験することができます。設定期間がある場合が多いので、早めにチェックしてその日程に向けて練習を積んでおきましょう。サイトによっては全国ランキングや苦手分野の提示などがあるため、試験対策の進み具合のチェック等にも役立ちます。結果に一喜一憂しすぎることなく、1.ウォーミングアップ→2.模試受験を繰り返し行い着実に実力をつけていきましょう。

3.時事問題対策を行う


筆記試験の中でも、時事問題や時事をテーマにした論作文に苦手意識を持つ人も多いと思います。就活における選考では、いかに知識を蓄えてきたか、あるいは志望する業界や企業の研究をしてきたかを問われます。時事問題に強くなっておけば、先々グループディスカッションのテーマに時事問題が絡んだり、面接で聞かれた際にも役立つので、1.ウォーミングアップ→2.模試受験の演習で能力検査対策を終えたら、時事対策もこの段階で行ってしまうことをおススメします。
時事対策の具体的な方法としては、やはり普段からニュースや新聞をチェックする習慣をつける事です。現在、新聞を購読している就活生は少ないと思いますが、新聞(特に日本経済新聞)を購読することをおススメします。また、「就活のKEY」といった時事問題対策をWebで行うことのできるサイトを活用するのもよいでしょう。志望業界の動向には特に注意を怠らないようにしましょう。

上記1.~3.の方法で筆記試験対策をしっかりと行い、筆記試験に備えましょう!

<性格適性検査・能力検査別対策>

◎性格適性検査
性格適性検査は、各種ナビサイトで適性・適職診断などを受験することで練習することができます。性格適性では全体のバランスの良さを求められるため、こういった検査では自分に厳しい判断をしたりあまり正直に答えすぎるのではなく、自分の理想像を描いて受験してみましょう。そのうえで自分の極端な部分をしり、直す努力をしてまた何度か受けなおしてみましょう。
ポイントとしては、マイナス評価につながる解答は避ける事(協調性/社会性がある)・回答に一貫性を持たせる(感情にムラがあるよりある程度落ち着いているほうがよい)が重要となります。また、「ライスケール」といった”よそゆきの自分・演技的な格好をつけた自分・見せかけの正しさを示している自分”を見分ける質問に対しては、「いいえ」と答えることが好ましいです。「ライスケール」の問題は、語尾が「~は1度もない」など強い否定的な断定表現となっていることが多いです。

◎能力検査
能力検査の対策は、先に紹介した勉強を繰り返し行うことはもちろん、志望業界/志望企業の出題形式を知ることが重要となります。
詳細な対策としては、言語問題に関しては、日ごろから漢字や熟語、語句の意味などを勉強しておくこと、文章整序や長文問題も必ず出題されるため、文章を早く読む、要旨をすぐにとらえるといった対策が必要です。非言語問題は、とにかく解く速さが求められるため、算数が苦手な人はまず簡単な問題を中心に何度も繰り返し練習すること。難易度は高くても低くても正解すれば配点は1点なので、単純な計算問題と得意な範囲の問題は、反射的に解答できるようになるまで練習しましょう。

そして、この能力検査には「Webテスト」受験に限り”裏技”が存在します。
各テストの出題パターンは決まっており、そのすべての答えをまとめたExcelファイル「INS(インターンナビスペシャル)ファイル」と呼ばれる秘伝のファイルを教えることも可能です。
インターンナビでは、無料キャリア相談を通してこの「INS(インターンナビスペシャル)ファイル」を無料で配布しているので、興味がある方はぜひ一度ご相談ください。
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