今回は、知らない人はいないぐらい有名な大手ベンチャー企業2社の本を紹介します。
世界最大の検索企業である「Google」。世界最大のショッピングサイトを運営する「Amazon」。
どちらの企業も今では、知らない人などいないぐらい有名な大手ベンチャー企業です。
しかし、なぜGoogleとAmazonは成功できたのか?そして、なぜ今なおイノベーションし続けることが可能なのか?答えられるでしょうか?今回は大手ベンチャー企業の働く上で大切にしていること、成功へ導いたマネジメントが書かれた本2冊をご紹介致します。
How Google Works 私たちの働き方とマネジメント
(著)エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ、アラン・イーグル、ラリー・ペイジ
出典:http://www.amazon.co.jp/
本書の著者はGoogleの元CEOであるエリック・シュミット。
新卒で一番働きたい会社ランキング(主要12カ国の学生対象)で1位に選ばれているGoogle。働きやすく、ユニークな職場と取り上げられることも多いことでしょう。
残念ながら本書には自己啓発本のような「すぐに使えそうな方法」は書かれていません。
しかし、もっと役に立つことが書かれています。
それは、「Googleがどのように問題を定義し、答を出したか」というGoogle的な考え方です。Googleの経営者のように考える体験ができる貴重な一冊です。
「次の時代の働き方」を模索する方には大変価値のある本であると断言できるでしょう。
ジェフ・ベゾス アマゾンをつくった仕事術
(著)桑原晃弥
出典:http://www.amazon.co.jp/
「利益を出すことは愚かだ。儲けるくらいなら、顧客にもっとサービスしろ。」
1995年、「地球最大の書店」というキャッチフレーズでスタートしたアマゾンは、すでに「米国で最も信頼できるブランド」のトップに選ばれるほどの企業に成長し、世界の消費スタイルすら変えてしまいました。
一方、アマゾン創始者であるジェフ・ベゾス氏は頻繁にメディアに出てくるわけではなく、 あまりその素顔を知られていません。
本書はAmazonのビジネススタイルに注目し、ジェフ・ベゾス氏に経営手法とAmazonの経営哲学がなぜ成功したかをわかりやすく解説しています。