ビジネスマンにとって、スーツはマストアイテム。
しかし、「いざ新しいスーツを買うぞ!」と思っても、
「どうやってスーツを選べばいいんだろう?」と悩んでしまう人も多いのでは...?
今回は身だしなみに気を使い始めた方のために、
正しい「スーツの選び方」についてご紹介をしたいと思います。
自分に合ったスーツの選び方で大切なのは、「体のサイズに合っているかどうかを知ること」です。
サイズの合っているスーツと合っていないスーツを判断するには、
【ご自身の肩にあったサイズのスーツを着ているか、否か】で見極めることができます。
お手持ちのスーツでまず「このスーツは自分の肩にフィットしているのか」を確認し、
もし大きいと感じたり、窮屈に感じる場合はサイズを変更するのが良いでしょう。
アパレル業界では、サイズ感の表現を一言で表すために「スーツは肩で着る」と言われています。
そのくらい肩は重要な要素です。
また自分に合ったスーツを選ぶ際には、
「試着時にどこをチェックしておくべきなのか」を知ることも非常に重要です。
3つポイントがありますので、それぞれ解説していきます。
(※上下のスーツを着用頂ている状態を前提にしています)
◆屈伸をする
スーツ着用後は、まず屈伸をしましょう。
何度か屈伸をし、スラックスのゆとりを確認して、そのスラックスのサイズが自分にとって
「きつくないか」、「ゆとりが大きすぎないか」をチェックします。
屈伸をした時に、生地がピンと張りすぎず、適度なゆとりがあり、
足を動かした時に負担に感じないサイズが理想です。
◆ベントの開き
ベントとは、スーツの背広の裾部分の切れ目のことを指します。
スーツ着用後にこのベントの切れ目が「開いていないか」を確認しましょう。
もし、この切れ目が開いている場合は、
そのスーツはサイズが小さいため、ワンサイズUPをおすすめします。
◆スーツ全体にシワがよっていないか
スーツ着用の際、「不自然なシワ」が寄っていないことを確認しましょう。
着用者本人にはわかりにくいですが、着用のしたスーツのサイズと本人の体型があっていない場合、
首の後ろ側に「つきじわ」と呼ばれる生地の余りシワが出てきます。
もし「つきじわ」が出ている場合は、
大きなサイズを着用している証拠ですので、サイズダウンをおすすすめします。
自分に合ったスーツというのは、デサインや品質も大切です。
しかし、一番大切なことは、「ご自身の身体に合うこと」で、初めて手に入れられるものです。
まず一度「自分が求めるスーツはどういうものなのだろう?」
とゆっくり考え、ご自身の中で整理してみることをおすすめします。
「過去の経験から、既製品を購入するブランドでは、肩のサイズが合わないだろうなぁ…」
と思うのであれば、パターンオーダーのオプションがあるブランドへ。
または「既製品でも予算に合い、自分のサイズに合うものがあれば良い」
と思うのであれば、既製品のブランドへ。
というように自分が足を運ぶべきブランドも見えてきます。
そして、一度自分が求めている「自分に合ったスーツ」がわかれば、
何となく選んでいたスーツ選びやスーツを着る楽しみがグッと増えてきますので、
ぜひ本記事を参考に「ご自身が求めるスーツ選び」に活用してみてください。!!