「若い時の苦労は買ってでもせよ」という言葉が示す価値観とは?



 

「若い時の苦労は買ってでもせよ」ということわざがあります。
若い頃の苦労は自分を鍛え、必ず成長に繋がる。苦労を経験せず楽に立ちまわれば、将来自分のためにはならないという意味です。
そして、成功者の大半は若くして、とてつもない苦労を経験しています。
今回はある一人の成功が学生時代にしたエピソードを紹介したいと思います。

ソフトバンク社長・孫正義
son
参考:https://twitter.com/masason

ご存知かとお思いですが、ソフトバンクグループの創業者として知られ、ソフトバンク株式会社代表取締役社長、ソフトバンクテレコム株式会社代表取締役社長、ソフトバンクモバイル株式会社代表執行役社長兼CEO、福岡ソフトバンクホークスのオーナーなどを務める。

彼は、九州有数の進学校である久留米大学附設高校に入学し、この夏、学校の研修旅行でアメリカに滞在し、大いに刺激を受けます。
そして、彼は大きな決断をします。
日本の高校を中退しアメリカの高校に編入をしました。

彼は高校生の時から起業したいと考えるようになり、高校・大学では、寝る間も惜しんで勉強し一日にたった5分間だけしか、遊びの時間を自分に与えませんでした。しかも、その遊びというのは「発明」でした。なんと、彼は学生時代だけで合計250個もの発明を生み出したのです。

そして彼はカリフォルニアの大学に入学しました。
その時に、
20代で名乗りを上げ
30代で軍資金を最低で1,000億円貯め
40代でひと勝負し
50代で事業を完成させ
60代で事業を後継者に引き継ぐ
という「人生50年間計画」を立てて、自分はどういう人間になりたいのかを考えていました。

当時は企業するには資金力というのが非常に重要でした。一般的な大学生がアルバイトで稼げる金額というのはたかが知れているため、彼は、大学生の時に事業家になるための開業資金を得るために「アルバイトでは何年かけてもたまらない。発明で儲けるしかない」と考え資金力を稼ぐために発明を1日ひとつ、1年間続けることを自分に課しました。

そして、彼は声機能の付いた多言語翻訳機の発明に成功しました。夏休みに一時帰国し、企業に売り込み、約一億円を得て、そのお金でアメリカに会社を設立しました。

ここまでの出来事を彼は、22歳までに経験し、成し遂げています。
「でも、孫正義さんみたくには、なることなんてできない!!」
と遠い存在に感じてしまうかもしれません。

彼は天才であったから、これまでのことをなし得たのでしょうか?

もちろん、秀でた才能の持ち主であったというのもありますが、若い頃から自ら相当の努力、苦労をされたからなし得たことだと思います。孫正義氏さんのように、長期的な視野を持ち、若い内から出来る苦労をし、行動力を磨くことが、成功への道ではないでしょうか。

孫正義-人生のビジョン
参考:Youtubeより
https://www.youtube.com/watch?v=SqG-n2BbpRo&feature=youtu.be
よろしければ、こちらをご覧になってみてください。
彼の人生のビジョンが語られています。自分はどう生きていくかを考える際にとても参考になると思います。

本コラムの執筆者

taka

1993年新潟生まれ、大学を期に東京に上京。
2016年3月に明海大学を卒業。
学生時代に不動産、IT系ベンチャー、商社など4社の内定を獲得。
そんな中、株式会社ユナイテッドウィルのインターンシップ選考に参加。
入社前から実力主義の中で成長を夢見ていて、日々苦悩している。1月からインターンシップとしてインターンナビ事業を受け持ち、4月に入社。

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